2018年1月10日水曜日

新しい年に向けて、模型製作に見える未来


新しい年に向けて私たちは、ある覚悟を決めました。

それは、モノづくりという枠にとらわれずに、ものを作っていくということ。

それは、人でもあり、情報空間でもあり、

模型でもありということです。



模型製作は、ある意味、自分の中のシュミレーションが、物理的に表現されたものです。

ただ、表現できないようなものもある。

例えば、気持ち的なもの、

愛とか、抽象的なもの。

それを形にできたら、


という思いが、ずっと前からありました。



 




商業ベース的な思考では、一瞬、利益が出たとしても、

この世界では、特化できない。

もっというと、生き残れない。

本音を言うと、楽しくない。


結果、数字に出る。



昨年の初め頃から、異業種からの、模型製作の依頼の件数が明らかに増えて参りました。

私達も、建築模型や、都市計画を基盤においた建築模型業でしたが

、建築とは全く異なる異業種の方からの、模型製作の依頼が今では半分を占めるようになっているのが現実です。

 
これはむしろ喜ばしいことでもあるのですが、同時に、食品業界のことや服飾業界のことも知らぬ存ぜぬでは通らなくなってきたという事です

 比較的オタク産業と言われてる模型業界がかけてる部分でもあるので私達はあえてそこの分野に飛び込みました。


やってみてわかったこと


建築にこだわらず、模型があると、どんな業界も、

売上が伸びるということです。


そして、製作する側の私達も、全く図面のない、抽象世界からのスタートなので


その世界のことを、学ばないといけないし、、

センスも求められる


お互いいい事だらけでした。


ジオラマの得意なスタッフがいて、

マンション模型製作の得意なスタッフがいて、

だけどどちらも得意じゃないけど、

考えることや、想像することが得意なスタッフもいます。

カッター持てないけど、筆を握らせたらすごい人、

普段は無口なのに、お客様の心を読むのが得意なスタッフ、

それぞれが 得意分野で、表現ができる。




どんな仕事も、仕事は、すべてがものづくりだったのです。


  


 

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